






テルースをお休みする、と言ったら
たくさんの方からコメントを頂いた。
シャルル・ジョルダン社で長年仕事をし、
ロベール・クレジュリーとも公私共人生を楽しんで来た中
テルースを世に送り出したのが三十年前。
ジョルダンの様にプラスティックの中底を使用し
軽量化したこともあり(通常は鉄の芯が入っている物)、
素材も最高の物を使用し
木型は「C」または「D」と言う細い木型で物を作り、
靴のカットは出来る限り浅く。
しかし、この特別な物を創り続けるのは
限度があることが分かった。
まず価格、更に良い素材が少ない、
そして今の若い人にはテルースの靴は細すぎる。
つまり業界用語で言うと「足入れが悪い」。
知っている人は、ジョルダン等は
床に置いて足を入れても履けない。
やはり手で靴を足にねじ込み、少々きつめの物を買う。
しかしスニーカーで慣れた人に
どの様に教えるのか。
それは両親がファッションとして正しい靴の履き方を
教えなくてはいけなかった。
やはりヨーロッパとはそこの歴史が違う。
しかし、今のヨーロッパも同じかもしれない。
楽な物、簡単な物へ。
さて、そこで今後のブログでの仕事を考えた。
やはりブログはファッションを、そして
靴に関する正しい事を教えて行かなくてはいけないし、
テルースが無くなると困るのが家族たちであり
自分でもある。
何しろ足の幅が「B」もしくは「C」の人間達。
もちろん、日本の靴はまったく合わず、
テルースでも幅が広いくらいなのだ。
これからはテルースに近い靴を
テルースを愛してくれた人々、
ファミリー、そして細足友人達の為に
このブログで紹介していこうと思う。
テルースの感性、機能、色出し、
今は無き七十年代のジョルダンを探すに等しい。
でも楽しみが増える。
皆さんも継続してブログを見て下さいね。
ちなみに今回の「MON PEPERE」と言うのは
「僕のオジチャン」とか「トッチャン」とか言う意味で、
僕より年上のクレジュリーがよくふざけて
僕のことをそう呼んでいた。
可愛いスラングかな?
さて、靴探しの他に、絵描きの僕は
ダイアナ原宿の二階の喫茶と画廊のコーディネートを頼まれた。
月一回ずつの新人作家探し。
とにかく探し物を色々やってみようと思う。
しばらくしたら、靴を作りたくなって、テルースを数足作るかも・・・。
H.TELLUS
暑くなると現れるのが、超ミニとショートパンツ。
最近はレギンスとやらを履いて、冷え防止なのか、見え防視なのか、
一年中通して楽そうである。
七十年代も同じ様にショートパンツがあった。
やはりミニの後くらいであったか、
その当時はホットパンツと呼ばれた。
ホットと言うのはいろいろな意味がある。
一番知られているのは「熱い」「暑い」。
次が「刺激性の」「辛い」「色彩等が強烈な」「熱心な」「最近の」「出来立ての」
…等々。
辞典を見ると、他に「好色な」等の意味がある様だ。
とにかく、あの頃はファッションと言うカモフラージュで
ウキウキしていたが、
この短いパンツには色々な意味が含まれているんだな、と痛感した。
ホットパンツね・・・。
そう言えば、ホットドックは最近食べていないなァ。
Cafe de Diana GALLERYでは
8/21(金)~9/17(木)まで、寺山 久美子展を開催します。
寺山 久美子 Terayama Kumiko
1985年 広島で生まれる
2005年 多摩美術大学絵画学科版画専攻 入学
2006年 そごうにてグループ展示
2007年 美容院にて二人展示
2009年 東和ギャラリーにて卒業制作展示
2009年 多摩美術大学絵画学科版画専攻 卒業
2009年 版画協会展 入選
版画と鉛筆、色鉛筆、ペンによる作品です。
作品を見て楽しくなるようなものを心がけて制作しています。
作品の中には色々なものが散りばめられているので、
探しながら少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
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ゆったりと心を休ませたいときは、
「カフェ・ド・ディアナ・ギャラリー」にお立ち寄り下さい。
展示作品は一般から随時募集された新鮮な絵画たち。
香り立つコーヒーと様々なアーティストの絵画が
ほっとする空間を醸し出します。
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【Address】
東京都渋谷区神宮前1-8-6
ダイアナ原宿店 2階
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【アーティスト募集】
プロ・アマを問わずアートを志す方に、
ダイアナ原宿店2F カフェ ド ディアナ ギャラリーを
展示会場としてご利用いただけます。
詳しくは販売促進課「カフェギャラリー係」(TEL:03-3479-8010)まで
お尋ねください。
ゆったりと心を休ませたいときは、
「カフェ・ド・ディアナ・ギャラリー」にお立ち寄り下さい。
展示作品は一般から随時募集された新鮮な絵画たち。
香り立つコーヒーと様々なアーティストの絵画が
ほっとする空間を醸し出します。
【Menu】
~Coffee and Tea~
ブレンド 450yen
アメリカン 450yen
エスプレッソ 450yen
レモンティー 450yen
ティーオレ 550yen
etc…
~Cakes~
チョコレートスフレ 600yen
レアチーズケーキ ストロベリー 600yen
etc…
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【Address】
東京都渋谷区神宮前1-8-6
ダイアナ原宿店 2階
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【アーティスト募集】
プロ・アマを問わずアートを志す方に、
ダイアナ原宿店2F カフェ ド ディアナ ギャラリーを
展示会場としてご利用いただけます。
詳しくは販売促進課「カフェギャラリー係」(TEL:03-3479-8010)まで
お尋ねください。
七十年代、巴里で仕事をしていて
当時の仏国人は
日本人、中国人、ベトナム人の区別も出来ず、
日本はどこにあるか分からない人が多く
中国の中かと思われたところもある。
僕の顔を見ると、「オンダ」「スズキ」「ヤマア」(Hは発音しない)
「フジヤマ」「ゲイシャ」「カミカゼ」「アラキリ(ハラキリのこと。やはりHは発音しない)」
おまけに「ヤマモトカデラテ」である。
最後の「ヤマモトカデラテ」は
仏国人が日本語を真似たものである。
日本語を話しているかのように聞こえるだろう、と言うが、
僕らが「分かりません」を
「牛乳 天ぷら パン」(ジュンヌコンプラッパ)と言う様な物かも知れないが、
「牛乳 天ぷら パン」は結構通じる。
しかし、日本のことがこれくらいしか分からない人々と
仕事をするのだから、
何か一つ確実に説明し、分からせてやりたい。
そこで僕の選んだのは「アラキリ(ハラキリ)」である。
つまり正しいハラキリのやりかたを説明したのである。
もちろん教本は、故伊丹十三氏の「ヨーロッパ退屈日記」の
「これだけは知っておこう」だ。
文面から抜粋すると
『ハラキリとは、腹を切って死ぬ訳ではない。
ハラキリには介錯人と言う人がいて、
その男が切腹した男の首を斬る。
介錯のタイミングが難しく、腹を切る人の度胸によって違う。
一番度胸の無い人は、切腹刀でなく、扇子を置く。
切腹する者が手を伸ばして、体を前に傾けた時
介錯人が首を斬る。
その次は、扇子が刀に変わる。腹に突き立てた時に首を斬る。
次が、刀を突き立てて腹を横に切った時に斬る。
一番すごいのは、一文字に掻き切って
それから胸の方へ切り上げ、刀を紙で拭って鞘に納め、
正しい姿勢で「どうぞ」と声を掛けた時に斬る・・・』
(「ヨーロッパ退屈日記」 著:伊丹十三)
これを仏語で話し終えると拍手が起こる。
もし伊丹十三さんが生きていらしたら、お礼を言いたい。
やはり何事も正しい事を知って、なるほどと思うのであり、
この話は何度となくやったので
これに関して仏語は上達した。
何より仲間意識を持ってくれたのである。
次はカミカゼ・・・また調べるのが大変だ。
伊丹十三さん、ありがとうございました。
衣替えは年2回の大イベントである。
それは、春夏物、秋冬物との総入れ替えである。
オフシーズン、つまり秋冬物は洋服タンスの中に入れ、
シーズン物は三本のハンガーラックに吊るし
日焼け止め・埃除けにシーツの様な物を被せておく。
いよいよまたこの大変な季節がやって来た。
一週間前より天気予報とにらめっこ。
天気の良い日を選ぶ。
当日晴れでも前日雨だと避けたい。
まず洋服に掛かっている布を叩く。
ブラシを掛ける作業台を拭く。
洋服を重い順に作業をする。
細かいシミ、ゴミ等が見える様、工事現場用電気を設置する。
全ブラシの出動。ウール用、カシミア用、
汚れを落とす為の豚毛ブラシに、ホコリを取る竹ブラシ。
同時にナフタリンを前もって揃えておく。
洋服の出ている時は、絶対禁煙・禁酒である。
まず外で竹ブラシでホコリを掃う。
続いて、台に置きブラシを掛けるのだが、
ブラシは上から下に向かって掛ける。
ズボンの尻ポケットは必ず閉じる。
もちろんポケットの中に手を入れ
何か入っていないか確かめる。
タックの部分もホコリが溜まるところ。
開いてブラッシングしなくてはならない。
裾のダブルはホックを外しブラッシング。
ベルトレスのズボンは左右の締まるベルトを通常の位置に。
ベストの裏のベルトは締めてあるので外す。
ズボンは裏返しして竹ブラシでホコリを取る。
特に乾燥肌の人は、肌の粉がいっぱい。これも要注意なポイント。
大切な服だからと言って、他の服と差別しては駄目。
他の服が怒る。
ブラシを掛けながら、今シーズンの組み合わせの反省と
次シーズンに向けての対応をも考える。
僕の場合、帳面にその服の着た回数はチェックされているので
極力、カシミア上質ウール物は
クリーニングに出さず、陰干しとブラッシングで手入れをする。
タンスに入れる際は、労を労い中にしまい、
出す服には「今回もよろしく」と声を掛ける。
全ての入れ替えが終ったら、ナフタリンを入れ、終了となる。
丸一日の作業である。次は九月中かな?
僕は千葉の海は大原漁港も好きだが、
この「デイオフ」と言うペンションは
三十年来よく泊まりに行く好きな所だ。
ご主人は、泊り客が居ないと
いつもサーフボードを担いで
サーフィンに行ってしまう。
食事も洋風で旨い。
室の窓から外を見ると
水平線がドーンと飛び込んで来るからたまらない。
だから室に入っても太陽が沈む前まで、
いつでも画材を担いで描きに行く。
そして、二階の食事をする場所からの風景も
海が一望出来て大満足。
今まで雨に降られたことが無いから
いつも外で描くが、もし雨が降って、駄目だったら
この食事をする室から描いても良いか聞いてみたい。
朝は日の出と共に、朝食前に絵を描きに行く。
海を一枚、そして海からデイオフと裏山を一枚。
そうすると丁度朝食の準備が出来ているという感じ。
今年は行っていないなぁ。そろそろ電話でもしてみようか。
2007/6/9 DAY OFF 山側 (透明水彩 545mm×788mm)
仏語かな・・・「退屈な」とか言う意味の様な気がする。
ホテルのロビーで綺麗な女性の後姿を描いた。
描くと言っても、僕は3分と掛からない。
特に筆で描く後姿は早い。
ピンク色のラグラン袖の
金のボタンが目立つスーツ。
首に何重にも真珠のネックレスを巻いていた。
シャネル風スーツ(本物だったらごめんなさい)、そして
品の良い眼鏡。
脚を組み、落ち着いて
外の風景を眺めていた。
待ち合わせだろうか、
それとも旅でこのホテルに宿泊しているのだろうか。
時間がゆっくりと流れて行き、
その流れの中にじっとしている。
この人が居るだけで、日本のホテルが
パリのジョルジュサンクかプラザアテネの様だ。
忙しい中この様な時間があるのは羨ましい。
でも僕も何故かこの同じ空気を彼女と共有していた。
アンニュイな時。
今年の三月頃だったか、代々木公園に
白と紺の縞々テントが立った。
表に「コルテオ」と看板が出ていた。
内容は興味無かったが、絵になるので描いてみたかった。
確か夢の島ヨットハーバーで風が強くて、
一枚描いて断念した時、
そのコルテオを思い出し、代々木公園まで行き
丁度前にスペースがあったので描いた。
とても海とは違い風も無く
ポカポカとした春の陽気であった。
人通りはあったが、木の陰にイーゼルを立てたので、
あまり人からは見られなかったが
久々に多くの人前で描いた。
しばらく経ったある日、
僕の手元にこのコルテオの券が舞い込んできた。
内容も分からないけど、とにかく折角絵に描いたのだから
観に行けるのは嬉しい。
しかし、残念なことに
当日仕事が入り、人に譲ってしまった。
残念なことをした。
これが本当に「絵に描いた餅」なのだろうか。
2009年3月7日 コルテオテント 代々木公園 (透明水彩 545mm×788mm)