旅 (2011年1月記) 1
2010年の9月は、猛暑の東京からヨーロッパであったが、
2011年1月は、極寒の東京から極寒の一週間の巴里・ミラノである。
記憶によると、巴里と札幌は同じ緯度ではないだろうか。
1月末の東京も寒いから、同じようなものか・・・。
さて、何を着ていけば良いか考え始めたのは、その年の1月1日からだ。
結論は「雪山登山スタイル」。
重ね着・重ね着で実に岳人になってしまった。
そして極寒の朝8時、東京を発つのに
渋谷駅の成田エクスプレスのホームには、いつもと同様30分前に着いてしまった。
ホームには冷たい風を防ぐ所もなく、
物陰に入ったり、階段の手すりに座ったり・・・。
とは言え、手すりに腰掛けこの原稿を書いているのだが、
寒いせいか、インクが薄れる。
もしかして、この愛用のペンのインクが無いのでは?
成田に着いたら買うことにしよう。
しかし寒い。
引き続き現行の執筆を託されたBICのポールペンも
インクの出が悪い。
本当に寒い。
手袋は二重である。
今日の出で立ちは、踝までの長いダウンコートに、
山用のポケットがいっぱい付いている黒のジャケット、
その下にダウンベスト、その下が真冬のトレーニング用の上下に
タートルにタイツ、靴はトレッキング用、
そして深いニット帽だ。
ここで再び「達磨さん族」になってしまったことを
お許し願いたい。











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